水郷古鎮・周庄(周荘)1日観光【朝8時発~15時】

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上海から車で一時間、中国で最も有名な水郷「周庄(周荘)」を訪ねるツアー。古き良き時代の町並みに、そっと溶け込んでみませんか。

こんにちは、上海ナビです。
西塘、朱家角、烏鎮など、上海のガイドブックには近郊の水郷が多数紹介されていますよね。でも、どこに行こうか迷ったらやっぱりここ。中国第一水郷として国家級観光地に指定されている周荘です。900年もの歴史を持つ水郷だそうで、古い石橋が架かる運河を木舟が行き交う様子は絵のような美しさ。素朴な農家料理も楽しむことができます。そんな周荘にチャーター車で気軽に行けるツアーがあると聞き、ナビも参加してみることにしました!

今日のコース内容

8:00  上海市内のホテルを出発
9:30  周荘着
10:00  手漕ぎの遊覧船で村を一周
12:00  昼食
13:00  水郷内を自由散策
14:00  周荘出発
15:30  上海着

※ 時間、予定は道路の混雑情況、天候などによって変わる場合があります。

ホテルロビー集合

今回ナビが滞在したのは「花園飯店(オークラガーデンホテル)」。ロビーで待っていると、旅行社の方が迎えに来てくれました。皆さんの泊まっている上海市内のホテルならどこにでも迎えに来てくれるので、予約時にホテル名を伝えておきましょう。ツアーに朝ご飯はついていないので、しっかり食べておいてくださいね。
ここからチャーター車で周荘に向かいます。道路の混雑情況にもよりますが、1時間〜1時間半で到着するそう。今日一日お世話になるガイドさんにまずは自己紹介。気さくな方で安心でした。
ドライバーも務める女性ガイドさん。

ドライバーも務める女性ガイドさん。

周荘に近づくと車窓の風景が農村に。

周荘に近づくと車窓の風景が農村に。

車窓の風景を眺めているうちに周荘着。しばしガイドさんが入場券を買ってきてくれるのを待ちます。

遊覧船で水郷めぐり!

まずは水郷の入り口へ。周荘は、駐車場付近から村への入り口がちょっぴり分かりづらいんです。輪タクの客引きも多かったし、初めてだと迷う可能性大。でも、ガイドさんがスムーズに入り口まで誘導してくれました。
駐車場から入り口の門まで7分ほど歩きます。 駐車場から入り口の門まで7分ほど歩きます。

駐車場から入り口の門まで7分ほど歩きます。

まずはここで記念撮影?

まずはここで記念撮影?

こちらが入り口。ついつい土産物店やめずらしい食べ物屋さんに寄り道したくなってしまいますが、午後にも自由散策があるのでここでは流し見を。まずは水郷を一周する遊覧船に乗って、村の全体図をつかみましょう。ガイドさんが乗り場まで連れて行ってくれます。
いきなり庶民的な風景が迎えてくれます。 いきなり庶民的な風景が迎えてくれます。

いきなり庶民的な風景が迎えてくれます。

船乗り場。

船乗り場。

手漕ぎの運河遊覧はナビも初めて。一艘の定員は6人だそうで、見た目のとおり左右対称に座らないとグラッと傾いてしまいます……。が、出発すれば快適そのもの。漕ぎ手はすべて女性で、名所を通過するたびにいろいろと解説してくれます。周荘の民謡を歌いながら漕いでくれるオプションも(別料金)。
こんな船です。

こんな船です。

漕ぎ手は地元のおばさん。

漕ぎ手は地元のおばさん。

こんな風景のなかを進みます。

農家料理に舌鼓♪

船を降りたらレストラン探し。このツアーは、昼食で利用するお店が決まっていません。船から見えた雰囲気のいいお店、歩いていてちょっといいなと思ったお店があれば、ガイドさんに「ここで食べたい」とリクエストしてみましょう。なければガイドさんにお任せでも可。ナビもどこで食べようか迷ってしまいました。水郷内に小さな食堂がこんなにあるとは。
今回は、外に出ていたメニューを見て良さそうだと思ったこちらのお店へ。品数は2〜3人で3〜4品+主食。追加したい場合や、ビールなどが飲みたい場合は別料金となります。今回ナビは2人で参加したのですが、これだけでお腹いっぱいでした。素朴な味付けも日本人好み。食材は上海市内では食べられないものも多いそう。
周荘に近い湖・淀山湖産の白水魚。あっさりとした白身魚です。肉料理希望なら、名物の豚料理・万三蹄がオススメ。

周荘に近い湖・淀山湖産の白水魚。あっさりとした白身魚です。肉料理希望なら、名物の豚料理・万三蹄がオススメ。

初夏から秋が旬のヒユナの炒め物。日本にはない野菜ですよね。やわらかい葉っぱが美味。

初夏から秋が旬のヒユナの炒め物。日本にはない野菜ですよね。やわらかい葉っぱが美味。

シンプルな卵チャーハンを主食に選びました。

シンプルな卵チャーハンを主食に選びました。

自由散策へGo!

お腹いっぱいになったところでのんびりと散策へ。どんなふうにまわりたいかは自分次第。こんな散策の仕方はいかがでしょう。
<建築と歴史に触れる>

入り口でガイドさんに渡された入場チケットには、水郷内の各展示スポット、保存古民家への入場券も含まれているのでなくさないようにしましょう(各入場地点でチケットを見せ、係員にハサミを入れてもらいます)。明〜清代に建てられた邸宅やお寺が点在していて、一つずつじっくり見ていると時間が足りないほど!
明代の豪邸「張園」。細長い隠し廊下があります。 明代の豪邸「張園」。細長い隠し廊下があります。

明代の豪邸「張園」。細長い隠し廊下があります。

船着き場付きの邸宅「沈庁」は清代の建築。 船着き場付きの邸宅「沈庁」は清代の建築。

船着き場付きの邸宅「沈庁」は清代の建築。

毛沢東時代の資料を集めた「紅色歳月珍藏館」。記念撮影もできます。 毛沢東時代の資料を集めた「紅色歳月珍藏館」。記念撮影もできます。

毛沢東時代の資料を集めた「紅色歳月珍藏館」。記念撮影もできます。

周荘の南に位置する南湖に浮かぶ寺院「全福寺」。 周荘の南に位置する南湖に浮かぶ寺院「全福寺」。

周荘の南に位置する南湖に浮かぶ寺院「全福寺」。


竹細工を造る職人さんたち。

竹細工を造る職人さんたち。

<職人の仕事を見学&ショッピング>

水郷内では、店頭で作業をする職人さんたちの手仕事を見ることができます。刺繍、牛の角製のくし、シュロ細工など、中国の農村ならではの工芸品も。名物の万三蹄(豚モモ肉の煮付け)や、周辺の湖で穫れた魚の干物を売る人も。
糸紡ぎ。

糸紡ぎ。

刺繍。

刺繍。

くし作り。

くし作り。

魚の干物を売るおばさんたち。

魚の干物を売るおばさんたち。

シュロ編み細工。

シュロ編み細工。

手織りの布。

手織りの布。

万三蹄。

万三蹄。


<水郷の暮らしを見て歩く>

土産物店が並ぶ通りを一歩入ると、今もそこに暮らす人たちの生活を垣間みることができます。運河で洗濯をする人、外で昼寝をする人も。いっしょに暮らす犬や猫たちものびのびと生活しています。周荘は猫好きにもオススメの水郷なんですよ。茶館を見つけたら、名物の阿婆茶で一服してみては。
店番中?

店番中?

犬とお昼寝。

犬とお昼寝。

猫もお昼寝。

猫もお昼寝。

船にとまっているのは鵜。

船にとまっているのは鵜。

名物の阿婆茶。

名物の阿婆茶。


陳逸飛が描いた双橋。

陳逸飛が描いた双橋。

<趣味に没頭する>

周荘は陳逸飛を始めとする近代の画家たちにも愛された村。スケッチ旅行に来る人も多いようです。絵心があるという方は、スケッチ道具を持参して風景を描いてみては? 写真が趣味という方にも目移りするほどいい風景が隠れています。

チャーター車で上海へ

午後2時ごろ上海へ向けて出発。たっぷり歩いたナビは車内で爆睡してしまいました。上海到着は午後3時半ごろ。ホテルに戻るのはちょっと早いという方は、市内の別の目的地まで送ってもらってもいいかもしれません。でも、ナビはけっこうぐったりしてしまい、ホテルに戻って夕方まで休んでから夕食に出かけたいかな、と思いました。
のんびりしたい人にオススメのツアーです。

のんびりしたい人にオススメのツアーです。

無事ホテル着。お世話になったガイドさんとはここでお別れです。実際に参加してみたナビですが、水郷自体は早足で一周すれば30分ほどでまわれてしまうため、のんびりゆったり過ごしたい方にオススメしたいツアーだと思いました。その分、自分で好きなように時間を使えるのがうれしいかも。
強烈な日射しと温度にびっくり。夏場は帽子、タオル、日焼け止め必須。

強烈な日射しと温度にびっくり。夏場は帽子、タオル、日焼け止め必須。

また、ナビが訪れたのは6月初旬でしたが、30度を超える暑さにかなりの体力を消耗しました。郊外の水郷といえども内陸に位置するため、上海市内よりも暑いことがあります。水郷ですからエアコンを効かせているお店、キンキンに冷えた飲み物を売っているお店も少なめ。暑さ、日焼け、汗対策は万全で行きましょう。冬場は逆にかなりの寒さとなり、暖房を効かせているお店も少ないので寒さ対策をしっかりと!

いかがでしたか? ガイドさんに従って見どころを一つひとつまわるのではなく、連れて行ってもらって好きなようにめぐるというスタイルのこのツアーは、気ままに上海の農村部を歩いてみたいという方にぴったり。旅の日程に「今日は一日のんびり過ごす」なんていう日を入れてもいいなとナビも思いました。市内の観光地はすべて制覇したという上海旅行のリピーターさんにもオススメのツアーです。
以上、上海ナビがお伝えしました。



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記事登録日:2012-06-19

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送迎場所

上海市内(指定範囲内)地図

お客様のご宿泊ホテルへ送迎いたします。
※「上海市内」とは「内環線」以内または虹橋地区を指します。

スケジュール

時間 内容
08:00 ホテルお迎え
09:00頃 「周庄(周荘)」古鎮着
遊覧船(手漕ぎ)にてのんびりひとめぐり → 昼食 → 周庄(周荘)古鎮内自由散策
14:00頃 現地発
15:00頃 ホテル着、解散

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2007-07-24

利用日
大人 子供

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