中国点心作り体験ツアー(小籠包、エッグタルト、生煎)

閉店・移転、情報の修正などの報告

教室は旧フランス租界エリアのオシャレな路地裏に位置。上海人のお母さんに点心の作り方を習っちゃおう!

こんにちは、上海ナビです。
「上海で食べたあの味が忘れられない!」「日本って本格中華が習える料理教室が意外とない」「旅の醍醐味は食べることと、その土地の名物を知ること」——。今日ご紹介するのは、そんな皆さんにぜひオススメしたいツアーです。住宅地の一角で、上海人のお母さんとおしゃべりしながら点心やスイーツの作り方が習えちゃうんですよ。上海在住日本人の奥樣方にも人気のこのお料理教室、皆さんも一度体験してみませんか?

今日のコース内容

9:00  上海市内のホテルを出発
9:15  料理教室「CCW(CHINESE COOKING WORKSHOP)」着
9:20  お料理開始(1品の授業で1時間〜)
11:20  試食
12:00  解散

※ホテルから料理教室まではタクシー等公共交通機関利用。
※ 時間、予定は道路の混雑情況、天候などによって変わる場合があります。
※ ツアーには帰りのお見送りは含まれていません。

ホテルロビー集合

今回ナビが滞在したのは「花園飯店(オークラガーデンホテル)」。ロビーで待っていると、旅行社の方が迎えに来てくれました。皆さんの泊まっている上海市内のホテルならどこにでも迎えに来てくれるので、予約時にホテル名を伝えておきましょう。
ロビーで待っていればOK。 ロビーで待っていればOK。

ロビーで待っていればOK。

東平路の様子。

東平路の様子。

ここから車で東平路の中華料理教室「CCW(CHINESE COOKING WORKSHOP)」に向かいます。東平路は旧フランス租界エリアのど真ん中。閑静な住宅地のなかにオシャレなカフェやバーが点在しています。
ここが入り口。普通のおうちみたい。

ここが入り口。普通のおうちみたい。

料理教室「CCW(CHINESE COOKING WORKSHOP)」到着しました。普通のアパートの1階にあるガラス張りのキッチンが教室です。緑が多くて気持ちいい空間♪
入り口を入ったところ。大きな木の下にあるガラス張りの部屋が教室です。 入り口を入ったところ。大きな木の下にあるガラス張りの部屋が教室です。

入り口を入ったところ。大きな木の下にあるガラス張りの部屋が教室です。

本格派点心作りに挑戦!

出迎えてくれたのは点心作りのスペシャリスト・郭莉娟先生。上海在住でお料理好きな日本人の間ではちょっとした有名人です。小籠包、生煎り(焼き小籠包)、エッグタルトのなかから1品作るコースと2品作るコースがあるそう。どれを作りたいか選んで予約できます。参加は手ぶらでOK。材料はもちろん、エプロン、メモ用の筆記用具、レシピのコピーなども全部用意されています。今回ナビは、3種すべてに挑戦してみました。皆さんはこの中から1〜2品を選んで下さいね。
教室の様子。エプロンもあります。

教室の様子。エプロンもあります。

レシピはプリントしてくれます。

レシピはプリントしてくれます。

筆記用具も揃っています。

筆記用具も揃っています。

それでは早速、郭老師に作り方を教わってみました!

①小麦粉に水を混ぜていきます。

①小麦粉に水を混ぜていきます。

<小籠包>

「小麦粉に水を足しながら生地を作っていきます」と郭老師。当たり前ではありますが、点心って皮から作るんだな〜と改めて感心してしまいました。皮状にくるくると麺棒でのばすところ、包むところは初心者には至難の業。持ち方、指の角度までていねいに指導してはくれるのですが、包むのは思ったより難しい・・・。でも、郭老師はほめるのがうまいんです! のせられてどんどん作ってしまいました・・・。
②粉と水を混ぜて、

②粉と水を混ぜて、

③麺棒で練ります。

③麺棒で練ります。

④生地を棒状にし、

④生地を棒状にし、

⑤一口大にちぎります。

⑤一口大にちぎります。

⑥ちぎったものを皮に。

⑥ちぎったものを皮に。

⑦餡を皮にのせて、

⑦餡を皮にのせて、

⑧包んでいきます。

⑧包んでいきます。

⑨閉じてできあがり!

⑨閉じてできあがり!

蒸す前の状態が完成! ポイントは餡のひき肉にまぜるピートン(豚の煮こごり)。肉汁スープのもとになるものです。教室ではこれが入った状態の餡が用意されますが、ピートンの作り方レシピもプリントで配ってくれるので日本でもゼロから作れますよ。

①小籠包の材料にイーストとペーキングパウダーをまぜます。

①小籠包の材料にイーストとペーキングパウダーをまぜます。

<生煎(焼き小籠包)>

上海で必食の人気点心といえばこれ。作り方は小籠包と基本的には同じですが、皮にイーストとベーキングパウダーを入れてフライパンで焼くんです。小籠包の応用編といった感じ。これを焼かずに蒸すと肉まんができるのだそう。生煎の作り方さえ覚えれば、いろいろなものが作れちゃいそうです。
②まとめて練ります。

②まとめて練ります。

③麺棒でこね、

③麺棒でこね、

④ラップをかけ、10分寝かします。

④ラップをかけ、10分寝かします。

⑤棒状にのばし、

⑤棒状にのばし、

⑥大きめの団子大にちぎります。

⑥大きめの団子大にちぎります。

⑦これを皮状にのばし、

⑦これを皮状にのばし、

⑧餡を入れます。

⑧餡を入れます。

⑨きっちり包むのがコツ。

⑨きっちり包むのがコツ。

焼く前の状態完成! コツは皮を閉じる部分をギュッとつまんで中のスープが焼いているうちに出てしまわないようにすること。焼き目は上に付けても下に付けてもいいのだそう。

①小籠包の材料に砂糖、ラードを入れます。

①小籠包の材料に砂糖、ラードを入れます。

<エッグタルト>

中華スイーツの代表格といえばこれ。カスタード餡やパイ生地なんて、ナビはすごく難しいんじゃないかと思ってました。が、「型抜きで余った生地はクッキーにしましょう」「お店で売ってるのはこんなに生クリーム入れないのよ。でも、おいしくするのはたっぷり入れること」など、郭老師の軽妙な説明を聞きながら手を動かしているうちに、自分でもびっくりのタルトが焼けてしまいました! 
②まぜていきます。

②まぜていきます。

③よくこねて四角くのばします。

③よくこねて四角くのばします。

④ラップをして10分寝かします。

④ラップをして10分寝かします。

⑤これにマーガリンをはさんで、

⑤これにマーガリンをはさんで、

⑥包んで閉じます。

⑥包んで閉じます。

⑦何度もたたんでのばします。

⑦何度もたたんでのばします。

⑧薄くのばして

⑧薄くのばして

⑨型抜きして

⑨型抜きして

⑩ステンレスのタルト型に入れます。

⑩ステンレスのタルト型に入れます。

⑪余った生地でお遊び。

⑪余った生地でお遊び。

⑫生クリーム、牛乳、卵、カスタードパウダーをまぜます。

⑫生クリーム、牛乳、卵、カスタードパウダーをまぜます。

⑬クリームを濾します。

⑬クリームを濾します。

⑭生地にクリームを入れてオーブンへ。

⑭生地にクリームを入れてオーブンへ。

マーガリンを挟んだら何度ものばして何度もたたみます。そうすることでパイ生地の層が繊細な歯触りになるのだそう。でも、破けないように四角い形にのばすのはかなり難しいかも・・・。パイ生地の作り方だけでも覚えたらいろいろなお菓子作りに使えそう♪

試食をしよう!

できあがったものは奥のキッチンで蒸したり焼いたりしてくれます。その間は郭老師とのおしゃべりタイム。郭老師は、日本語はできないのですが通訳さんがついてくれます。「この間、旦那さんにおいしいって言ってもらうまで3回も同じコースを受講した人がいて」「日本人の生徒さんはとにかくマジメ。欧米人マダムは教室っていってもお遊びで通ってる人が多いね(笑)」など、裏話も聞くことができました。
お隣りのキッチンでは、欧米人のカップルが中華包丁片手に炒め物を習っていました。なんだか新鮮な光景。こんなふうにご夫婦や子ども連れでの参加も大歓迎だそうです。もちろん男性だけでの参加もOK。皮から点心が作れたらきっとモテますよ。
そうこうしている間に小籠包が蒸し上がりました! 大きいのと小さいのがありますが、小さいほうは小籠包、大きいほうは生煎です。今回はナビ、生煎は焼かずに蒸してもらいました(こんな変更もできます)。ふかふかの皮に感動。こんなのが自分で作れるなんて・・・。小籠包は、試食時にちゃんと黒酢も用意してもらえます。あの有名店よりおいしいかも!?
郭老師が作ったものと食べ比べてみては? 郭老師が作ったものと食べ比べてみては?

郭老師が作ったものと食べ比べてみては?

オーブンのほうからいいにおいがしてきました。エッグタルトの完成です。生地もちゃんとパイみたいにさくさくに焼き上がっていて感動。焼きたてのアツアツもお店ではなかなか食べられませんよね。いっしょに焼いてくれた「余った生地のパイクッキー」も香ばしくて意外なおいしさでした。
教室にこんがり甘い香りが充満。 教室にこんがり甘い香りが充満。

教室にこんがり甘い香りが充満。

食べきれなかったものは包んでもらうこともできます。お世話になった郭老師にお礼をいって、ここで解散。楽しかった〜。

散策ストリート・衡山路はすぐそこ!

散策ストリート・衡山路はすぐそこ!

このツアーには帰りの送迎はついていません。ナビ的にはこのままフランス租界エリアを散策するのがオススメ。料理教室を出て右手(西)に進むと衡山路に出ます。料理教室の向かいには、湖南料理店「滴水洞」が、ななめ向かいにはタイ料理店「シンプリータイ」が。試食ではもの足りなかったという方は、このあたりでランチを楽しんでは? お腹いっぱいという方は、「シンプリータイ」の右手にある隠れ家カフェ「ZEN café」でひと休みなんていかがでしょう。ほかにも素敵なお店が徒歩1分圏内にいっぱい!
教室の真向かいに「滴水洞」

教室の真向かいに「滴水洞」

すぐななめ向かいに「シンプリータイ」

すぐななめ向かいに「シンプリータイ」


いかがでしたか? 作って食べる、作り方をマスターするといった楽しみのほかに、帰国後家族や友達に本場の味をふるまえるという最高のお土産が作れる体験だったとナビは思いました。材料も、小麦粉、ひき肉、卵など、日本で普通に買えるものばかり。皆さんもこの機会に本場の点心作りを習って、得意料理のレパートリーを増やしてみませんか?
以上、上海ナビがお伝えしました。

記事登録日:2012-04-24

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お客様のご宿泊ホテル

お客様ご宿泊先まで日本語ガイドが伺います。

スケジュール

内容
お客様ご宿泊先まで日本語ガイドが伺います。
日本語ガイド共に、中華料理教室(タクシー等公共交通機関利用)
    ↓
中国文化体験コース(体験時間:1時間)
1.小籠包作り体験
2.焼き小籠包作り体験
3.エッグタルト作り体験
4.点心2種作り体験(上記1~3の任意組み合わせ)
   ↓
終了後、中華料理教室にて現地解散
※行きのタクシー・公共交通機関などの片道交通費はお客様の負担となります。
関連タグ: 点心 文化体験

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2012-04-24

利用日
大人 子供

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