三国志のテーマパーク・無錫三国城1日ツアー[7:00-17:00]【上海から日本語ガイド同行】

●三国志のテーマパーク・無錫三国城1日ツアー

閉店・移転、情報の修正などの報告

三国志ファンもそうじゃない人も、迫力ある騎馬戦のショーや遊覧船でたっぷり遊べます!上海から日本語ガイド同行。

こんにちは、上海ナビです。
中国が世界に誇る歴史小説といえば『三国志』と『水滸伝』。中国の映像作品に多いのはもちろん、日本文化にも歌舞伎から文学、漫画、ゲームにいたるまで、多大な影響を与えていますよね。今日ご紹介するのは、そんな歴史ファン、三国志ファンに贈るとっておきのツアー。「上海近郊にこんな場所があったとは!?」と、ナビもびっくりしてしまった場所なんです。どんなところなのか、早速ご紹介していきましょう。

今日のコース内容

7:00  上海市内のホテルを出発
8:00  上海駅(上海虹橋駅)着、高速鉄道で無錫へ(約50分)
9:00  無錫着
9:40  「三国城」着、ショー見学、園内散策、太湖遊覧
12:00  「三国城」内で昼食
12:30  「水滸城」を散策
15:30  無錫駅着、高速鉄道で上海へ
17:00  上海駅着、解散

※ 時間、予定は道路の混雑情況、天候などによって変わる場合があります。
ツアーには朝食、夕食は含まれていません。

ホテルロビー集合

今回ナビが滞在したのは「花園飯店(オークラガーデンホテル)」。ロビーで待っていると、旅行社の方が迎えに来てくれました。皆さんの泊まっている上海市内のホテルならどこにでも迎えに来てくれるので、予約時にホテル名を伝えておきましょう。駅までの移動は道路の混み具合やホテルの立地によって、タクシーか地下鉄になります。
ロビーで待っていればOK。 ロビーで待っていればOK。

ロビーで待っていればOK。

上海駅に到着! 2012年より、改札で切符と身分証の照合が必要になりました。駅に着いたらパスポートをさっと取り出せるようにしておきましょう。
入り口で切符とパスポートのチェックがあります。 入り口で切符とパスポートのチェックがあります。

入り口で切符とパスポートのチェックがあります。

ガイドさんの案内に従って高速鉄道に乗車します。
約50分で無錫に到着! ここからタクシーで目的地「三国城」へ向かいます。乗車時間は約40分。ビルやマンションが立ち並ぶ無錫市内を抜けて、なだらかな山が連なる郊外まで出ます。
市中心から郊外へと車で向かいます。 市中心から郊外へと車で向かいます。

市中心から郊外へと車で向かいます。

圧巻のショーと太湖遊覧を満喫!

今回のツアーのメインとなる歴史テーマパーク「三国城」に到着しました! 戦国時代を再現したアミューズメントスポットで、三国志をテーマにしたドラマや映画の撮影所として利用されています。ここで生まれた代表作は、ジャッキー・チェンと韓国人女優キム・ヒソン主演の『THE MYTH/神話』(2006年日本公開)だそう。大物スターもたくさん来ているんですね〜。
入り口には鎧を身につけた門番が! そしてこの門! 「三国志」ファンならずとも、血が騒いでしまうような雰囲気が漂っています。
入場後すぐにでもいろいろ見て歩きたいところですが、まずはぐっと我慢して10時開演のショースペースへ。なんと広大な馬場を使った騎馬隊の戦闘シーンが見られるんです。園内をパカパカ歩く準備中の馬たちを見ただけでナビも興奮! ショーは、劉備、張飛、関羽が、呂布の陣地へ攻め入るシーンをベースにした騎馬アクロバット劇。地中に埋まった爆薬や馬車も使う大掛かりな内容です。
広い馬場がショースペース。

広い馬場がショースペース。

客席の様子です。

客席の様子です。

張飛、関羽、劉備が登場。

張飛、関羽、劉備が登場。

迎え撃つのは呂布です。

迎え撃つのは呂布です。

戦いの結末は・・・

戦いの結末は・・・

馬から落ちそう! 大迫力の戦いが楽しめます。

馬から落ちそう! 大迫力の戦いが楽しめます。

ショーが終わったら、三国志の登場人物たちといっしょに馬に乗ったり記念撮影ができる別途オプションも(20元〜)。子どもだけでなく、おじさん方もぜひどうぞ!
その後は園内を自由散策。重厚感たっぷりの城壁や建物、撮影用のミニチュア船群、戦国時代の兵士たちの訓練場をイメージしたアスレチックコーナーなどがあります。「三国志」に詳しい方はぜひ自分の興味の赴くままに歩き回ってください。あんまり詳しくないという方は、ぶらぶら歩きながらガイドさんに解説してもらいましょう。
実際に撮影に使われているセットが点在しています。 実際に撮影に使われているセットが点在しています。

実際に撮影に使われているセットが点在しています。

オススメは「三国志」に出てくる呉の軍用船を模した遊覧船での太湖めぐり。天気にもよりますが、ナビが訪れた日は太湖全体に霧がかかって、なんだか本当に映画の世界に迷い込んだような気分になれました。
遊覧船乗り場。

遊覧船乗り場。

船からの風景。

船からの風景。

昼食は園内の食堂で。ここでガイドさんからお詫びが。「園内の食堂はここだけなんです。国営の観光客向けですから、味には期待できないかもしれません・・・」とのこと。ナビとしては予想の範囲。でも、このツアーはグルメツアーではなく歴史ファンのためのツアーですから、食事はさっと済ませて散策を続行したいという方が多いのではないでしょうか。味も、ガイドさんが言うほどのものではなかったかも。素朴な食堂料理といった感じです。心配な方はおやつの持参を。
昼食は、2名の場合おかず2品、スープ、チャーハンのセットになります(ツアー代金に含まれます)。 昼食は、2名の場合おかず2品、スープ、チャーハンのセットになります(ツアー代金に含まれます)。

昼食は、2名の場合おかず2品、スープ、チャーハンのセットになります(ツアー代金に含まれます)。

『水滸伝』の舞台となった宋の街へ

『水滸伝』という本の名前は、皆さんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。『西遊記』と並ぶ「中国四大奇書」の一つで、日本では江戸時代から親しまれている小説です。妖怪や仙人が出てくる不思議なストーリーは、日本でも漫画やゲームに脚色されて人気を博していますよね。そんな『水滸伝』が書かれた時代を再現したのが「水滸城」。「三国城」に隣接するテーマパークです。梁山泊など、物語に出てくる地名が重厚感あふれる建物で再現されているんですよ。
本物の遺跡のような巨大セットが並んでいます。 本物の遺跡のような巨大セットが並んでいます。

本物の遺跡のような巨大セットが並んでいます。

城壁。

城壁。

商店街。

商店街。

民家。

民家。

「三国城」に比べて撮影所としての利用が本格的な「水滸城」は、ショーもなく商店街も撮影用として作られているため観光客は少なめ。でも、なんと三分の一の確率で撮影に遭遇するのだそう。ナビが訪れた今日は、運良く2ヵ所で撮影が行われていました! 歩道や建物脇にワゴン車やトラックが停まっているのが目印になります。
エキストラの皆さん。

エキストラの皆さん。

一服中の役者さん。

一服中の役者さん。

出口付近には、ここで撮影をしたことがあるスターたちのサインが刻まれた壁が。ジャッキー・チェンのサインはナビもすぐ見つけることができました。
どんなスターが来ているのか、じっくり探してみて。 どんなスターが来ているのか、じっくり探してみて。

どんなスターが来ているのか、じっくり探してみて。

たっぷり歩いて中国の歴史小説の世界にどっぷり浸れたナビ。帰りの高速鉄道では爆睡してしまいました。ただし、このツアーは上海到着後に駅で解散になるので、駅からホテルまでの帰り方がわからないという方はガイドさんにしっかり聞いておきましょう。夕食でオススメのお店を聞いておくのもいいかも。上海には夕方5時ごろ到着します。

いかがでしたか? このツアーに興味を持った方は、間違いなく『三国志』や『水滸伝』の愛読者だと思います。楽しみ方はナビが説明するまでもないかもしれません。ただ、一日中屋外や湖畔を歩くことになるため、冬場に参加する方は防寒対策を、夏に参加する方は暑さを覚悟してお出かけ下さい。なるべく身軽な恰好で、穿き慣れた靴で参加して下さいね。
以上、上海ナビがお伝えしました。



記事登録日:2011-12-08

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送迎場所

お客様のご宿泊ホテル

ガイドがご宿泊ホテルまでお迎えにあがります。

コーススケジュール

時間 内容
07:00頃 お客様ご宿泊先ホテルにガイドがお迎えに上がります。
※当ツアーは全行程上海からの日本語ガイドが同行します。
07:50頃 「新型CRH新幹線」で上海駅を出発。
08:50頃 無錫着。車に乗り換え三国城へ。
09:20頃~ 三国城着。
※10時からの「三英戦呂布」の演出をはじめ三国志のテーマパークをお楽しみ下さい。
※太湖遊覧は当日時間の調整をします。
12:30頃 昼食
13:30頃~15:00頃 水滸城(水滸伝のテーマパーク)へ。
※宋の時代の建物を模して作られた水滸城は時代劇の撮影も行われております。
16:00頃~ 列車で無錫を出発。
17:00頃 上海駅到着、自由解散
※上海駅は地下鉄1・3・4号線が通ります。地下鉄1号線「人民広場」駅へは3駅です。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2012-01-31

利用日
大人 子供

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