こんにちは、上海ナビです。
海外旅行の楽しみといえばショッピング! 「一生のうちでいろいろな国を見て歩きたい!」と考えている方なら、今回が最初で最後の上海旅行かもしれません。そんなときにゲットしたいのは、上海に行ったことをすぐに思い出せる「定番土産」。家族や友達へのお土産なら、どこへ行ってきたのか一目でわかってもらえるものがいいですよね。というわけで、今回はリピーターさんには「ベタ過ぎる!」と思われてしまうかもしれない上海の定番中の定番土産をご紹介したいと思います!
定番1:中国茶
かさばらなくて軽くて日本人好み。スーパーでも空港でも手に入る便利なお土産といえばやっぱり中国茶。なかでも定番は烏龍茶とジャスミン茶です。もらった人も手持ちの急須やガラスポットで入れられますし、冷やしてもホットでも、家庭でもオフィスでも飲んでもらえますよね。
量り売りで買ってみよう
中国茶の知識があり、種類や味、値段にこだわる方は茶葉市場で購入を。
贈り物用茶葉は専門店で
中国茶ビギナーは専門店へ。パッケージにこだわったお店が多いので、そのままお土産として渡せます。
定番2:パンダグッズ
中国といえばパンダ。パンダを嫌いな人はいないのではないでしょうか。ぬいぐるみや文房具は子どもへのお土産にぴったりです。空港内のショップ、動物園内の売店で手に入りますよ。
地元デザイナーのご当地パンダグッズでは、「KITSCH CHINA」や「Hi! PANDA」が有名です。どちらも2015年6月現在ショップが閉鎖されているのですが、以下のお店で商品を取り扱っています。
定番3:カシミヤ/シルク製品
しなやかな手触り、暖かさ、高級感などで世界中の人びとを魅了している中国のカシミヤ、シルク製品は、文句なしの中国土産といえます。誰かへのお土産にするなら、シンプルなストールやマフラーがオススメです。
定番4:シノワズリ雑貨
中国テイスト×欧風デザインの雑貨はやっぱり定番。一時期ほどのブームは去ってしまった感はありますが、定番の人気店には新商品も出ています。「言われてみれば中国っぽいかも」くらいのシンプルなデザインのものを選んでみて。ポーチ、ランチョンマットなどの布製品が主なので、かさばらないのも◎。
定番5:お酒
根強いファンがいる本場の紹興酒ですが、最近のブームは上海オリジナルのクラフトビールです。有名なのはボトルのデザインがかわいい「REBERG」。最近はサントリーが缶に上海の街並をデザインした限定クラフトビールを出しています(2015年6月現在)。コンビニやスーパーで探してみて。ほか、文革っぽいラベルデザインがおしゃれなワインも人気です。
定番6:工芸品
上海の工芸品で喜ばれるお土産No.1はお箸。お箸の専門店に行くと、竹、木、黒檀など、さまざまな材質とデザインのお箸が揃っています。マイ箸用の袋やケースが付いたもの、家族で使えるセット箸などバリエも豊富。そのほか、扇子、文具四宝(筆、硯、紙、墨)、印鑑、陶器、櫛、書画などの伝統工芸品も中国らしい定番土産です。
定番7:漢方薬
中国といえば漢方薬。本格的に問診を受けて処方してもらうのは語学力と時間が必要となりますが、肩こり用の湿布、お茶やスープに入れて気軽に飲めるクコの実、漢方のど飴、ハチミツ、ダイエット茶などは気軽に試せますよね。伝統的な薬局ではツボ押しグッズや足、手、耳のツボ模型なども手に入ります。見てまわるだけでも楽しめますよ。
定番8:陶磁器
中国といえば昔から陶磁器が有名です。上海では、景徳鎮や宜興の紫砂、龍泉の青磁などが人気。陶磁器専門店や中国茶のお店で手に入ります。ただし名品はびっくりするほど高額なので、いろいろなお店で見比べてみて。現代作家のモダンな陶器を扱う個人のお店も増えてます。
定番9:ご当地お菓子
ほかの国でも定番かもですが、日系メーカーのお菓子の中国版はバラマキ土産にもぴったり。ただし空港で買うのとスーパーで買うのでは商品、値段がまったく違います。ナビは庶民的にスーパーで買う派。ポッキー、プリッツ、ベビースターなどが見つかります。
定番10:チャイナドレス
1990年〜2000年代までは、「オーダーメイドしたい!」という日本人旅行者がたくさんいました。が、2015年現在は物価の高騰と円安で手が出ない存在になりつつあるチャイナドレス。有名専門店でオーダーすると10万円以上してしまうのが普通になっています。比較的安いのは、シルクではない素材(綿、麻など)でオーダーした場合。それでも1万円は超えるでしょう。どうしても思い出に作りたいという方向けのお土産ですね。
いかがでしたか? 「これぞ中国!」と言えるお土産を紹介してみましたが、気になるものはあったでしょうか。日本でも、新商品やおしゃれなお土産が続々登場しても、こけし、赤べこ、雷おこし、もみじまんじゅうなどの定番土産はずーっと強いですよね。しかも、もらったら意外にうれしいかもしれません。皆さんもベタであることを恐れず、中国ならではのお土産を選んでみて下さい。
以上、上海ナビがお伝えしました。